幼稚園で大切にしている事をまとめたもので、特に難しい内容ではなく、年齢を重ねる毎に自然と理解することのできる精神を唱和することにより、昨今、希薄化していると言われる規範意識や道徳性が育まれるものと信じています。
飯倉幼稚園が創立50周年を迎えました。
記念として「子どものための音楽鑑賞会」を感動の中、無事に終えることが出来ました。
このコンサートには、「子どもたちへCDでは味わうことのできない上質のクラシック音楽を届け、格式高いコンサートを直に味わうことで、心と感性の健やかな成長を応援したい」という思いを込め、九州を代表するプロオーケストラ・九州交響楽団を中心に、現在ご活躍中の童謡歌手のみなさまにもお力添えをいただき、クラシック音楽の魅力をたっぷりとお届けいたしました。
ところで、このコンサートは、大変珍しい取り組みとして注目されました。と申しますのも、九州交響楽団が幼稚園と共同で演奏会を開くのは1953年の楽団発足以来、初めて。私たち幼稚園業界においても初の試みだったからです。
プログラムも、当園の音楽全般にご指導頂いている、音楽教育家の藤本和道氏に、大人向けのクラシックコンサートではなく、就学前の幼稚園児が大いに楽しめる内容にプロデュースして頂きました。つまり、その全てがオリジナルの「幼児のためのクラシックコンサート」なのです。
飯倉幼稚園の50年は、6,329人のいいくらっ子の笑顔と愛情を注いだ150名の先生たち、共に成長を喜び、共に歩んだご家族の皆様と、見守って下さいましたたくさんの方々のたくさんの想いが詰まった50年でございます。その様々な想いを奏でたコンサートを多くの方々のご支援とご協力により、実現することができましたことを深く感謝申し上げます。